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ネオダダ その3

今日は歴史でーす。ネオダダのつづきをしまーす。

ネオダダは抽象表現主義にはむかっている性質ががあります。それがよくみられるのはジャスパー・ジョンズ。

抽象主義はとにかく抽象的にかこう!とにかく表現しよう!という運動です。ポロックやデ・クーニングが代表的な例。ポロックの絵をみてわかるように、ものすごく抽象的です。絵の具らしさや画家の力強いジェスチャーが特徴的です。抽象表現主義を絶賛した評論家のグリーンバーグはとにかく具象的なものを絵画から排除したいと思いました。それがミニマリズムなどにつながっていったわけです。

pollock
Pollock,Number One,1948

抽象表現事態は悪いことないのですが、時間がたつにつれて抽象アート以外のものはアートとして認めない!みたいな傾向がでてきてしまいました。そこでジョンズは、抽象表現主義者やグリーンバーグらの提唱する「よいアート」の定義があまりにも視野が狭いと思ったのでしょう。

jasperjohnsmap
Jasper Johns, "Interpretive Map of the United States" 1961.


ジョンズは抽象主義表現主義者にこういっているような気がします。


おまえらが好きなジェスチャーでかいてやったぜ!

絵の具っぽいぜ!


でも具象的な絵(アメリカの地図)をかいたぜ!

っていってるような気がします。(^^)


具象と抽象ってそんなに違いがないように思います。たとえば、何人かの人が同じモチーフを見て見たとおりに絵を書こうとしたとしても人によって見方、感じ方、何を美しいとおもうかなどが違うのでできあがった絵はみんな違います。結局いくら具象的な絵を描こうとしても、画面に載せたら抽象化されてしまうんです。じゃぁ具象絵画と抽象絵画の違いってなにかというと、書かれているものが、簡潔に、ひとつのことば、しかも名詞にたとえられるかどうかじゃないかなぁってお思うんです。ジョンズのアメリカ地図は抽象とか具象とかそんな違いないじゃないか!抽象画だけ高く評価されるのってどうなの?って疑問を投げかけているように思います。

またジョンズは抽象表現主義で「感情の表現」にうってつけだと思われた「ジェスチャー」が必ずしも感情がこもっているわけではないことを示しているんだと思います。ジョンズの絵画では抽象表現主義のジェスチャーがまるで壁紙のように無意味に繰り返されています

ネオダダつづきすぎ!次かその次でラストにします
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ジュディ・ファフ Judy Pfaff

歴史と現代アーティスト交互にやろうかとおもいます!といって気分変わったらそうならないかもしれません。とりあえず今日ご紹介するアーティストは・・・

じゃじゃん
Judypfaff
Judy Pfaff, "I dwell in possibility",2008.

ジュディ・ファフです!
イギリス出身のアメリカで活躍されているアーティストさんです。
具体的にどんなことするアーティストかというとインスタレーション・彫刻・コラージュなどをされてます。彼女のHPをみていただければわかるのです、彼女の作品は分野わけするのが非常に難しいです。平面作品には彫刻要素がはいってますし、彫刻やインスタレーションも絵画的な構成のしかたをしてたりします。

とにかく彼女のサイトにいってみてくだださい!!
私的に”drawing”がおすすめです

http://www.judypfaff.org/index.html


インスタレーションというのはどういうものかというと、ひとつの空間を使って作品を作ります。見る人が作品の中に入れるので、見る側の体験がおもな作品の内容になる気がします。


アートは大きく2つの種類の作品に分けられるとおもうのです。
頭で考えておもしろいものと、
視覚が刺激されておもしろいもの
があると思います。

頭で考えておもしろい作品はあらかじめ作家の頭の中にそのコンセプトがあり、そのコンセプトをいかに形にするプランを考えてそれ実行するという作家さんが多い気がします。だからわりとクリーンなものが多いと思います。

視覚が刺激されて面白いものは、作家と画材との間に苦戦がある気がします。だからたとえはじめにコンセプトがあったとしても、作っているうちに思うようにいかなかったり新しい発見があったりしてはじめに考えていたものは違うものができたりします。だから見る側も作家も、いまいち自分が何を見ているのかわからないけどなんか惹かれるという作品ができるとおもいます。
はじめに頭に完成図がないのにどうやって作品がきるんだ!抽象絵画をみて「なんでそうなったw」って思うことないですか???また今度これについて書きたいと思います。私もそうお思っていたのでw

ジュディファフはまちがいなく後者だとおもいます。
とにかく材料(一般的な画材じゃなくていろんなものをつかうので)の使い方が

\神!/
    A_A
  (○・w・○)

judyofaff2
Judy Pfaff, New Morning, 2008

いろんな画材を組み合わせるのが上手なのと、
ふつうのひとがやったらただのカオスになりそうなものを上手に構成してカオスだけどコントロールされたカオス(?)みたいなのを作り出せるのがすごい!
色彩もすごくきれいです!
色彩感覚に日本的なところももあるから共感する部分も多いと思います。

judypfaff3

Judy Pfaff "Konya," 2008
↑というか題名日本語(○'ω'○)?

美しいでしょ?


きれいでしょ?

素敵でしょ?

よく美術館にいくと、
作品を見て
「この作品きれいだね。好きだけどわからない。
といっている人がいます。
私は言いたい。その人たちに。

わからなくていいんだよ!!!!\(@@)/

意味とかそういう深いこと考えなくてもいいんです!
抽象的だからって「むずかしい」と思い込まないで!
アートだからって「何か深い意味があるはずだ・・・!」って思わないで!
あるやつもあるけどないやつもある。
きれいだなぁって思えばそれでいいと思うのです。
だから何も考えずに見る感じることも大事。たとえ美術館にあっても「よくない」作品もあるし、たしかにすごいと思っても好みでないものもあります。美術館にあるからって「すばらしい」とは限らないので直感を信じればいいと思います♪

「美しい」、「おもしろい」だけで存在価値を得られるのか、もっと「深い意味」がなくちゃいけないのかとか私はよく作品を作っているときよく悩みます。そもそも存在価値って(--?)どうなんでしょうねー。

アートって何なんでしょうねー。
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