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julie mehretu ジュリーメーレトゥ

突然のアクセス数の上昇がなぜおこったかわからぬまま、とりあえず更新しまーす。
昨日全部で253人アクセスがあったそうです。そのうち5人は私の見間違いだと思って更新ボタンを押しすぎたせいかもしれませんが。さすが一人で250回も更新ボタンは押してません。「こいつきめぇww」みたいな。中学生男子の電車の中の帰り道のネタにされたにちがいない。

今日は現代アーティストの紹介をします。julie mehretu です。カタカナ表記するとジュリーメーレトゥかなぁ。
(下はサムネイルですのでクリックして画像を大きくしてください)

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Julie Mehretu, "Stadia I", 2004


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Julie Mehretu, "Stadia II",2004.

彼女のキャンバスはとにかくでかい。とにかくでかにんです。縮小するとだいぶつぶれてしまいます。
こちらのサイトで大きい画像がみれます。(小さい画像をクリックしてください)
http://www.wcma.org/press/08/08_Mehretu.shtml

こちらのサイトの画像は小さいですがたくさんみれます。
http://www.whitecube.com/artists/mehretu/paintingsfive/

彼女のアートは彼女の生い立ちにも関係するのでちょっとしらべました。メーレトゥはエチオピア人の父とアメリカ人の母をもちエチオピアで生まれました。その後アメリカのミシガン州で育ったそうです。いろんな場所での記憶が彼女のアートに影響しているようです。

彼女のアートをみていると国旗、地図、天気(風、嵐、雨)など、を思い浮かべます。
いろんなイメージや線、色が複雑に忙しく重ねられているのになぜかみていてすがすがしくないですか?
なにかの爆発のような、台風なような、宇宙での惑星の軌道のような曲線がエネルギーを感じてみていてとても気持ちいい!丸い感じが宇宙とか地球儀とかも思い出します。
彼女のアートは風にに飛ばされるような圧倒感を感じます。本物を見たら、かなりでかいらしいのでさらにそれが強調されるでしょう!

また、ルネサンスのころに編み出された遠近法につかわれる奥行きを出す線が、現代っぽいポップな感じにアレンジしているのも興味深いです。ルネサンスとグラフィックデザインがうまーく融合していて面白いとです。
また図形の現代っぽいポップな色と奥のほうにみえる昔っぽい鉛筆か黒インクのデッサンも現代と昔の融合って感じでおもしろいです!あとちょっと日本っぽい感じもあると思いません?

いろんな国があつまった世界、いろんなカルチャーがある世界、いろんな現象が起こっている世界、いろんな歴史がある世界、インターネットや交通手段の発達でいろんな文化がぶつかったり、融合したり、現代はとっても複雑な世界です。
メーレトゥのアートはひとつの国で育たたず、別々の文化から生まれた親を持ち、国際化する現代に生きるメーレトゥの経験が元になってるんじゃないかなぁって思います。現代に生きるのって複雑だよね!アイデンテティってひとつじゃないし、常に風のように動いたりするよね!生まれた国が母国じゃなくて、現代人にとってはいろんな場所が母国や母町になるよね!でもひとつの地球という場所が母国だよね!
そんなグローバル化した現代の社会で生きるメーレトゥの経験は、現代の人にとって共感する部分も多いかと思います。ひとつの国や町で一生すごす人は国際化する現代でかなり少ないんじゃないでしょうか。もしほかの国にいいかなくても、映画とか本とかインターネットとかでその影響は確実にあるはずです。そんな現代のテーマにふさわしいグローバル化、マルチカルチャーをテーマにしてるのがメーレトゥのアートだとおもいます。

ごめんなさい。今回かなり抽象的で自分解釈が多くて、なにが言いたかったかわかりづらかったかもしれません。
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どうしてこうなった・・・・

今日だけで249人のアクセスがあるんですが・・・


なにがおこった・・・・?(^^)


(いつも10人~15人くらいだとおもわれる)

フェミニストアート

今日はフェミニストアートについて書きます。フェミニストアートときいてちょっと引いてしまう人もいると思います。私もその一人でした!なんというかとりあえず女の裸がバーン!あんま見たくないところもバーン!っていうイメージがあったからです。(^^)まぁ現代語に直すとちょっとはしたないともとれるというか・・・・。特に日本人から見ると大胆さにびっくりしますね。(下は例です)

misssanfrancisco.jpg
Miss Chicago and the California Girls, 1971
Poster produced by the Feminist Art Program, Fresno State College, Calif.

下はジュディ・シカゴの有名な“Dinner Party” という作品です。歴史や伝説上の重要な女性を39人ゲストだと想定してその一人一人の女性をイメージしたダイニングセットを一人ずつつくりました。お皿のデザインは女性の性器部分をモチーフにしています。床のタイルには歴史上の重要な女性の名前999人が彫られています。これはシカゴが一人で作ったのではなくいろんな女性職人と一緒にコラボレーションしてくったものです。パッチワークや陶芸などは女性に関連づけられる工芸としてアートの世界では過小評価されていました。シカゴは固定観念を打ち砕くべく当時のアート界でめずらしかったコラボレーションや工芸という方法を積極的に取り入れました。

JudyChicagoTheDinnerParty.jpg
Judy Chicago, "Dinner Party", 1979

はじめてみたときの私の感想は悪趣味!でした。(^^)女性の権利を主張するにも、そんな体の一部分を強調したところでなんになるの!っておもいました。

フェミニストアートはほんとうに時代背景をしらなければその作品の価値の重要性がわからない、実感したアートです。フェミニストアートが発展したのは1960年代後半から1970年代。「フェミニストアートやだー」といっていた私のような若造がフェミニストアートを理解できなかったのは作品を作っていた女性達がアートの世界でも普段の生活でも差別を感じて、圧迫されていたかをまったくわからなかったからだと思います
その時代に作られいるアートの主流派はミニマリズムでした。それを作っていて評価されているアーティストは主に白人で男でした。これは偶然ではありません。
今「差別」ということばを聞くと、「もちろんいけないことだよー」というまるで他人事のような反応しかできませんが、その時代の人たちには深刻な問題だったのです。(今でももっと社会的に深刻な問題であってもよいと思うのですが(--))アートの世界でもそれは深刻な問題で、白人以外の人種や女性によってつくられたアートは白人の男性がつくったアートより勝ることはないと普通に思われていた時代です。

1960年代後半の主流のアート運動といえばのミニマリズムです。ミニマリズムのコンセプトはより純粋なアートを作ることです。とってもとっても簡潔にいってしまうと、少しでも「フィーリング」ナヨナヨした女性的感性ががはいってるものは非難されました。また飾り・柄・鮮やかな色なども女性の特徴として、そうしたものがはいっているアートははいっていないアートより劣っていると考えられていました。ミニマリズムは「男らしい」アートといわれることを耳にします。迷いがなく、直線を主に用い、数学的で自信が満ちあふれているからでしょう。

でも人間みんなが「男らしい」ものを好むとは限らない!(^^)また感情的でなにが悪い!女性っぽくて何が悪い!

フェミニズムアートは女性の権利を主張するだけではなくいろんな人の視点、感性を評価する動きにつながったのです。黒人、ヒスパニック、アジア、ホモセクシャル、レズビアン、などなどいろんな人もフェミニスト運動のあと、自分たちの権利も主張していきました。今のアートのイメージはもやってもいいなにを表現してもいいという風になっていますが、そんなあたりまえのことがあたりまえじゃなかった時代もあったわけです。ちょっと前のはずなのに信じにくいですよね!

「苦しい気持ち」「悩み」「なにかをきれいだと思う気持ち」「差別で圧迫される気持ち」そんないろんな気持ちや意見をテーマにしたアートや、人種・性別・性的傾向にかかわらず、その人個人の視点・経験・意見などをテーマにしたアートが白人男性の視点から作ったアートと同じ風に評価されるようになったのは、フェミニズムアートがきっかけだと読みました。ひとつの視点・経験・意見がほかの視点・経験・意見より優位ということがなくなる方向になっていったのです。アートで作者の人種や性的傾向や性別にかかわらず、その人の作った作品だけを見て評価されるようになるというのは差別が減ったことを意味し、どんな個人も平等に権利をもち、どんな個人の経験も同様に重要であることを意味します。

シカゴのディナー・パーティーを現代の視点から見ると、どうしてもやりすぎた感、はっきりしすぎ感があるかもしれません。しかし、女性のアートがまったく評価されていない時代の中、これほどインパクトがあって主張がはっきりしていないものでなければ話題にもならず、フェミニストアートを深刻に受け取ってくれなかったのだろうかと思います。
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