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抽象表現主義ーAbstract Expressionismー

前回のポロックの記事の続きです。
抽象主義はとにかく抽象的にかこう!表現しよう!という運動です。ポロックやデ・クーニングなどの作家が代表的な例です。具体的に何をあらわしているか、というと簡単に言っちゃうと「感情」とか「雰囲気」とか名詞にたとえづらいものです。おおざっぱなことばを使っていますが表している感情は具体的です。

dekooningexcavation
De Kooning, "Excavation", 1950,

たとえば上の絵をみたときに何を感じますか?どう説明しますか?

力強さ。混乱。忙しさ。圧迫。もしかしたら怒り。などなど。

弱弱しさ、癒しとか、そういう単語は重い浮かばないと思うのです。名詞にはたとえられなくても形容詞には例えられるでしょう?「抽象絵画」といっても、てきとうにかかれているんじゃなくて「何か」は表されているんです。ただ、その表現したものが名詞じゃないだけ、と私は考えています(^^)

50年代60年代にとくに抽象主義で推進されたのは画家の力強いジェスチャー(筆後)。強い意思をあらわしていたからでしょう。色も「美しい」と思う色よりも、黒だったりにごってたり飾り気のないものが多い気がします。男が「弱い」とか「センチメンタル」とか「やわらかい」とか「やさしい」とか「飾り」とかを表現するのはあまり良しとされなかった時代背景もあるかもしれません。この時代はまだ女性差別が強かったので、女性はすばらしいアーティストになれないと普通に思われていた時代だったのでしょう。そこで女性的な表現は避けられたのかもしれないです。

De-Kooning-Untitled-XVI.jpg
De Kooning, Untitled-XVI., 1975.

デ・クーニングの後の人生にかかれたものをみると、鮮やかな色だったり、やわらかかったり、いわばちょっとフェミニンな表現も入ってきました。セクシャルマイノリティとかを認めるようになったり、「男」イコール強い。泣かない。感情的にならない。みたいなステレオタイプがなくなってきた時代背景も表しているかもしれません。

私はこっちのほうが好きです(^^)
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