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作家のコンセプト・鑑賞者のコンセプト

この記事はちょっと前に書いた村上隆さんのアートについてかいた2つの記事につけられた通りすがりさんのコメントにたいしての反応とさせていただきます。同一人物だと勝手に思い込んでしましましたが、(内容と原稿時間が近かったので)もしちがったなら申し訳ございません。反応しているうちに脱線しまくって長くなりそうだったので新たな記事にさせていただきました。

注意:たびたび「コンセプト」ということばを乱用していますが「見解」だったり「意味」だったり「テーマ」そんな意味で使ってます


まずコメントありがとうございました。
動画みてきました。



(こちらは村上隆さんによる現代アートとは何か?的な解説をした生放送の録画動画です)
村上さんについてかかれた評論文や村上さんが書いた本やエッセイも読んだことがあったのですが、村上さん本人が自分のアートについてしゃべっているところをみたことがなかったのでとても興味深くみさせていただきました。

動画を見ると、通りすがりさんのコメントのご指摘にあるように私の村上隆さんのアートの見解とご本人による解説はとてもちがいました。結論から言うと、綺麗事に聞こえてしまうかもしれませんがですがどちらがあってるとか、そういうことではないとおもいます。私は作品と作家はある程度別にとらえています。作家がこの作品のコンセプトはこういうものだと断言しても、実際に作品が表わしているものは違うということがよくあると断言します(^^)作ったものと、鑑賞者の視点があまりにもちがうからです。そのひとつの理由として、私個人の経験からかきますが作品を作るときにあまりに集中し作品に没頭してしまっているのでまわりがみえなくなることはよくます。ついでに労力と時間を費やすので、愛情も湧いてきて(笑)絶対に客観的に見えなくなっています。(^^)作ってるときは「これを生みだした私は天才だ!」とおもっても、しばらく時間が経つか、誰かに見てもらうとそうでないこと(^^)にすぐ気付きます。客観的にみるのはとてもむずかしいです。だから、作家さんが「この作品のコンセプトがこうだ」と言っても、それがその作品のすべてではないってことをいつも思いながら私はアートをみます。

また見る側も自分の経験や好みなども、鑑賞する上でもっています。それがその鑑賞者にとっての作品の見解につながります。これはまちがいではなく作家と鑑賞者では作品の意味が違ってくるでしょう。

私も作品を人に見せたら考えてもなかったことをよみとられることがあります。「これは●●を意味しているんですね~」とかいわれます。心の中で「そんなこと考えたことももないYO!」って叫んでます。その解釈本当に嫌なら次からそう読み取れないように努力します。それが次の作品につながったりします。またその「解釈は作ってるとき思わなかったなぁ」っておもっていても、あとで(1年くらいたって)「あぁやっぱ、あの人が言っていたこと正しかったな。あの作品はあれがコンセプトだったんだ」って思うことがあります。

アートにはいろんな意味が含まれていて、作家が予期しなかったコンセプトとしてかんがえてなかったことを鑑賞者が読み取ることもあるでしょう。作家が気付かない、他の人の視線からでしか読み取れないコンセプトがその作品に与えられるかもしれません。作家のコンセプトも見る側のコンセプトどちらもあってこそ、その作品の意味や価値が生み出されると思います。

ここで強調させてください。このブログに書いてあるのはアートに対する私の見解感想です。解説ではないです
私の勝手な作品に関する解釈を載せて、このブログの読者に「おもしろいでしょう?」って説得しようとしているの読書感想文のようなものです。私はまず見て「おもしろい!」っておもったらつぎに「なんでおもしろいんだろう?」って考えた結果文章にしてこのブログに書いています。それが私のその作品のコンセプトになります。私が作品を見て作家さんの言い分を聞かずに書いているわけですから、作家さんにはもしかしたら大変失礼なことをしているのかもしれません。ですが、たとえ見る側が作家さんに意図とされてないことを作品の中で読み取ったということは、その作品になにがしらかそう読み取られる部分があったというのは否定できないと思っています。だからどの見解があってるとか、そういうことはないと思います。自分にとって「この見解が正しい!」とおもえばそれが正しいと思います。また見解が合わない者同士それについて議論をするのも楽しいのだと思います。いろんな見解ができるというゆるさを備えつつも、共感するものには的確に共感させるところが現代アートのいいところだとおもいます(^^)

村上隆さんは動画の中で自分のアートはアートの歴史や過去のアニメからの引用を重ねることが、おもしろさを生むというように説明していますが、私のとって彼のアートやアート全般のおもしろさはそこではありません。彼の言っている引用も細かすぎてそこまで歴史やアニメに詳しくない私には正直ちょっとそこまで読み取れません。私はそんな引用とか知らなくてもアートはおもしろく見れると思います。知ってたらもっと面白くなるかもしれません。私は自分の作っているアートに共通するテーマを彼のアートみつけることができたので、(それは村上さんの趣旨じゃないでしょう(苦笑))それがおもしろいとおもいこのブログにかきました。

あと前もいいました、私は本当にまだ勉強中の身です。本当に教える立場ではありません。現代アートにほんとうの意味で興味を持ちだしたのはおそらく2~3年前です。ただそれまで「現代アートなんてわからない」と思っていて、そう思っている人は私の周りに今でもたくさんいます。知識も経験も全然ないのですが、本当に現代アートにどっぷりはまってほんとうに言葉じゃ説明できないほどに世界の見方が変わったのでぜひこの気持ちを共感していほしいと思いブログをかきはじめました。


ほんとうに長くなってすみませんでした。でもいろいろコメントをみて触発され、それに関連したことをかきたかったのでこの機にかかせていただきました。次の記事は↑の動画を見た感想を書きたいと思います。
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コメント

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興味深い

大変興味深く読みました。
村上の現代アート論も参考になりました。
僕も、アートを研究していて論文に書いたり、ブログで発信していたりしています。
http://wcollection.blog.so-net.ne.jp/

あなたの感じる村上論で足りない部分については、僕も追及してみたいと思います。

Re: 興味深い

> hiroさんはじめまして。
> ぜひぜひあの放送を見た他の方の意見も聞いてみたいです。私もまだまた書き足りない部分もたくさんあります!もしhiroさんがブログにアップすることがれば、その時は読ませていただきます。コメントありがとうございました。
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