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Mark Dion

マーク・ディオンの展覧会に行きました。


Mark Dion, "The Library for the Birds of New York and other Marvels", 2016.

ギャラリーの中に入るといきなり人が入れる大きさのケージがあります。ケージの中心に古い木が立っていて、枝には額縁にはいった鳥の絵、探検に使いそうな帽子、レトロなカメラ、望遠鏡、本、鳥カゴ、などロマン?を感じるような小物ががぶら下がっています。気の麓には自然や鳥に関する本や雑誌が敷かれています。その中を自由に飛び回るカラフルな小鳥がいます。



一度に3人の観覧車入れるようになっています。中に入ってみると、鳥のチュンチュンという鳴き声と、ペチペチペチと糞が落ちる音がします。ビデオとってみました。

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マーク•ディオンは科学(人間)と自然の関係をテーマとするアート作品を多く作っています。
ケージの中は、ニューヨークのギャラリーの中にいることを一瞬忘れてしまうような絵本に出てきそうなァンタジーな空間です。望遠鏡や冒険帽子は、人間の未知の世界へのロマンチックな憧れや大自然を冒険したいという子供っぽい探究心を表しているように思います。同時に、人間が自然をいくら完璧に理解して科学で説明しようとすることの無理性や無意味さを表現されていると思います。例えば、人間がジャングルの奥地に行き、エキゾチックな鳥を鳥かごに捕らえ持ち帰り、観察して絵ををかき、写真を撮り、名前を付けて分類分析し、発見したことを論文に発表し、本にまとめて出版します。そして人間はその鳥を理解した気になります。そんな人間の知識の象徴ともいえる本の山の上を、鳥は自由に飛び回りぺちぺちと糞を落とすわけです。どんなに一生懸命研究して、それが世紀の大発見だろうが、人間にとっての自己満足であり、鳥にとって「糞くらえ!」的にどうでもいいことなのかも?とユーモラスに考えさせる気がします。また、いざ本物の鳥と鳥について書かれた本を一緒の空間で並べてみると、何かが大きく違います。本物から知識に変換される段階で何が起こり、何が失われているのか考えちゃいます。(^^)



Mark Dion, "The Library for the Birds of New York and other Marvels", 2016.

ガラスケースの中に、剥製、写真、、燃えたマッチ棒をためた瓶、古い紙、パズルピースなどが展示されています。ミュージアムや研究室で見そうなガラスケースですが、中はガラクタばかり。ガラスの目玉がはめ込まれた気持ち悪いモルモットや無理矢理眠っているように見せている不自然な猫の剥製。人間の探究心のロマンチックな部分でなく、ときどき残酷で異常なまでの収集癖について考えさせます。

日記が久々すぎて、昔どういう風に書いていたか忘れてしまった\(^o^)/

もっと見たい方はこちら:http://www.tanyabonakdargallery.com/artists/mark-dion/series

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